2008年4月22日火曜日

WingNet

WingNetは学生が使うソフトではない。教卓PCにしかインストールされていない。しかし、授業では毎回使われているので、そのしくみを知っておくのもよいだろう。
WingNetは授業を支援する様々な機能を持っている。中でもよく使われる機能は、モニター、出席と指導だろう。
モニターとは、学生のPC画面をそのまま表示する機能だ。昔のWingNetでは使用中のアプリケーション名が表示されるだけだったが、今のWingNetでは縮小画面が表示される。だから無関係のサイトを見たり、ゲームをしていればすぐわかる。
出席は、文字通り出席をとる機能だ。授業を開始してから終了するまでにログオンした履歴が出力される。出席データはCSV形式で保存されるので、Excelで集計することもできる。
指導は、教師画面を学生画面に転送する機能だ。PC教室にはプロジェクターがあるが、後ろの席から前のプロジェクターを見ても小さな字は読めないだろう。そこで指導が必要になる。
しかし、指導を使うにはコツがいる。指導で転送可能なのはメインモニタだけだ。通常、メインモニタは17インチ画面だ。学生用ディスプレイは17インチなので、指導画面でディスプレイが覆われてしまう。そこで、指導用モニタとして15インチモニタを用意している。解像度が低いが十分だろう。なぜなら従来のPC教室では15インチモニタで授業をしていたのだから。15インチモニタをメインモニタにするには[コントロールパネル]-[ディスプレイ]-[設定]で切り替える。
また、スタートメニューを表示するには、タスクバーの固定を解除して、15インチモニタに移動する。

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