2008年5月23日金曜日

Office 2007 SP2

2009年Office 2007 SP2が配布される予定だ。
これでPDFやODF(OpenOfficeのファイル形式)を正式サポートするらしい。
自宅で無料のOpenOfficeを使っている人も学校のOffice 2007で読み書きできるわけだ。
ならば個人用にOffice 2007を買う必要もないかもしれない。

Google Sites

Googleの新サービスSitesが一般公開された。従来はAppsの中でしか使えなかったサービスだ。
これは種類で言うとWikiになる。しかし、Wiki特有の文法を覚える必要はない。その意味ではブログともいえる。しかし、ブログのように日記形式になるわけではなく、基本的にはキーワードでリンクされる。
私は別のブログでかねてからクローズグループのWikiのオープンサービスの必要性を主張してきた。Google Sitesによってそれが可能になる。ただし、グループメンバーはGoogleアカウントに限られる。メンバーは事前にGoogleアカウントに登録する必要がある。
Sitesの登場で学内にコンテンツを置く必要がほとんどなくなった。大きなファイルは学内サーバに置かなければならないが、HTMLファイルはSitesで管理できる。
今後、Sitesに添付ファイルの機能が加われば学内ホームページは完全に不要となるかもしれない。
と書いた後で、よく見たらちゃんと添付機能があった。もう何もいらない。

2008年5月21日水曜日

Visual Studioでファイルを使うときの注意

川越PC教室にはVisual Studio 2005がインストールされている。これでCなどの演習を行っている。
しかし、プロジェクトの保存場所がネットワークドライブに設定されているため、Win32コンソールアプリケーションを実行すると不具合を生じる。具体的にはファイルの読み書きができない。つまり、ファイルを読み書きするプログラムは期待どおりに動作しない。
そこで以下のように対処する。
新しいプロジェクトを作成するとき、その保存場所をZ:ではじまるパスに修正する。認識できない\\ではじまるUNCパスを認識できるパスに変更するわけだ。
一度、この設定をしておけば、続くプロジェクトも同じ場所に作られる。

2008年5月14日水曜日

DreamSpark

Microsoftが学生向けの無料ダウンロードプログラムDreamSparkを開始した。
Visual Studioなど、購入すればかなりの額が必要なソフトを無料で利用できる。
ただし、国際学生証が必要とのこと。この手続きには1500円ほどかかる。それでもソフト代を考えれば安いものだ。
生協で国際学生証を取得してソフトウェアを入手しよう。

2008年5月9日金曜日

添付ファイルの制限回避

メールでレポートを送るとき、レポートをメールに添付して送る。
しかし、多くの場合、添付ファイルの数や容量には上限がある。ToyoNetを含む多くのメールでは10MBだ。
そのような場合はFilemailなどを使うとよい。
Filemail.com(http://www.filemail.com)は2GBまでのファイルを添付できる。
また、PipeBytesは無制限のファイルを送信できる。ただし、PipeBytesは1度しかダウンロードできない。

Microsoftアカデミックアライアンス

キャンパスアグリーメントと類似のサイトライセンスにアカデミックアライアンスがある。
これはWindowsアプリケーションの開発を促進するための政策であるため、MicrosoftのOS(Windows Serverを含む)、開発系(Visual Studioなど)に限られる。Officeが含まれていない。
その代り学生も自由にOSやVisual Studioを利用できる。
情報工学科を含め、工学部の多くの学科はアカデミックアライアンスに加入している。
この契約により当該学科の研究室のPCには違法コピーは存在しないことになる。Officeは例外だが、Officeはキャンパスアグリーメントの学生オプションで許可される。
キャンパスアグリーメントのOSがアップグレード版に限定されるのに対して、アカデミックアライアンスのOSは初期インストールも可能だ。
しかし、これら2つのライセンスが十分に活用されているかと言えば、必ずしも十分とはいえない。ライセンス違反の保険のような役割しか果たしていない。もっと積極的に利用すれば、無料でPCの環境を整備できる。学生にはうれしい話だと思うが、知らない人が多い。

Microsoftキャンパスアグリーメント

本学ではMicrosoftとキャンパスアグリーメントという契約を結んでいる。
これは一種のサイトライセンスで、そのサイト(本学)内では自由にソフトを使ってよいというライセンスだ。そのため、理論上、本学にはキャンパスアグリーメントの対象ソフトの違法コピーは存在しない。
キャンパスアグリーメントの対象はOS(Windows Serverの除く)、Office、Visual Studioだ。
なお、川越キャンパスでは学生オプションを加え、研究室の学生用PCでも利用可能としている。他キャンパスと異なり、研究室に多くのPCがあるためである。PC教室より研究室のPCの方が多いくらいだ。

2008年5月8日木曜日

SFTP

記事「ホームページの公開」の中でwww.eng.toyo.ac.jpは学外からFTPでアクセスできないと書いた。間違いではないが、補足する必要がある。
FTPで学外からアクセスできないが、SFTPで学外からアクセスすることはできる。
SFTPとは安全に通信できるように改良されたFTPだ(と考えてほしい)。
すべてのFTPクライアントでSFTPが使えるわけではない。SFTPクライアントにはFileZillaがある。
学外から接続するときはポート29を使う。学内からは標準ポート22でも29でもどちらでもよい。設定を変えるのは面倒なので29にしておこう。
まず、[ファイル]-[サイトマネージャ]でサイトマネージャを開く。
[新規サイト]で以下のようなサイトを作成する。
ホスト www.eng.toyo.ac.jp
ポート 29
サーバの種類 SFTP using SSH2
ログオンの種類 通常
その後、メニューからサイトを選択して接続する。

SP3インストール上の注意点

Vistaを使っている人も多いと思うが、まだまだXPが全盛だ。
このXPにSP3が配布されるようになった。しかし、インストール時に注意する必要があるようだ。
SP3をインストールすると、IE7(およびIE8ベータ)がアンインストールできなくなるらしい。
つまり、IE8正式版が出ても更新されない可能性がある。
それは困るだろう。
では、どうすればよいかというと、IE7をアンインストールしてからSP3を当てればよい。
(後日談)訂正をしておく。正確にはIE7をアンインストールできないというより、IE6に戻せないということらしい。よって、新版のインストールは可能なようだ。

私が試したときは、IE7のせいかどうかわからないが、そもそもSP3が当たらなかった。インストールに失敗した。そのようなときもIE7をアンインストールしてからSP3をインストールすればよいかもしれない。
(後日談)訂正しておく。SP3が当たらないのは事実だが、IE7とは別の原因だった。SP3のインストール時にアクセス拒否が起きることがあることが報告されている。セキュリティ情報を初期化することで対処できるらしい。