2009年10月13日火曜日

Subclipseのproxy

本学では外部へのアクセスにプロキシーを使っている。
よって、プロキシーがサポートしていないプロトコルは接続できない。例えば、Subversionだ。
SubversionはOSSの開発によく使われている。例えば、sourceforge.jpなどだ。この
このようなサイトにアクセスできないのはかなり困る。そこで、アクセスの仕方をここに記す。
なお、ここではEclipseでSubversionを使う場合についてのみ説明する。
EclipseにはSubclipseがインストールされているものとする。
元記事はhttp://slashdot.jp/~shimashima/journal/439606だ。
まず、C:\Documents and Settings\%USERNAME%\Application Data\Subversion\serversをメモ帳などで編集し、以下の2行を追加する。
http-proxy-host = kawagate.toyo.ac.jp
http-proxy-port = 8080
これでSubclipseが使える。

2008年12月16日火曜日

マイク

川越メディアセンターで、マイクによる録音を行う場合、マイクから入力できないことがしばしばある。最初はハードの故障かとも思ったが、調べてもらったところ、しばらく使用していないマイクは認識されなくなるようだ。
これも省エネ機能の一つなのかもしれない。昔では考えられなかった機能だ。おそらくノイズを検出して接続の有無や利用状態を調べるのだろう。今回使用したマイクにスイッチが付いていたのも災いしたのかもしれない。スイッチがなければ接続状態と認識され続けたかもしれない。
ところで、このトラブルを修復する方法だが、単にマイクを抜き差しすればよいようだ。それで新しいデバイスが接続されたと認識され、使えるようになる。

2008年11月14日金曜日

Googleドキュメントを活用しよう

久しぶりに投稿する。
Googleドキュメントを推奨したい。
GoogleドキュメントはWord, Excel, PowerPointの機能をブラウザだけで実現したものだ。あまる複雑な文書は書けないが多くの場合MS-Officeの代用になる。
しかし、推奨したいのはPDF文書の保存だ。
例えば、研究室には多くの卒業論文が眠っている。多くの研究室では紙のまま眠らせているだろう。うちの研究室ではPDFにして、しかもGoogleドキュメントに保存している。費用は一切かからない。
Googleドキュメントの文書はGoogleグループで共有できる。うちの研究室では、グループを連絡網として使っているので、簡単に文書を共有できる。
ただし、PDF文書はグループ名では共有できない。これはそのうち改善されると期待している。

2008年10月29日水曜日

白山キャンパスでの学外アクセス

白山キャンパスでインターネットを接続するには、有線および無線LANを用いる。
いずれも場合もToyoNetアカウントによる認証が必要となる。ただし、単にToyoNetアカウントがあればよいというわけではなく、別途申請が必要だ。
認証後、学内は自由にアクセスできるようになる。しかし、学外にはアクセスできない。
学外にアクセスするにはプロキシの設定をする必要がある。
IEの場合、[インターネットオプション]-[接続]-[LANの設定]で、「自動構成スクリプトを使用する」にチェックを入れ、下記のアドレスを入力する。
http://proxy2.toyo.ac.jp:8081/proxy.pac

2008年7月4日金曜日

Pukiwikiのインストール

www.cc.eng.toyo.ac.jpは学内限定だが、1GBの容量が使える。
今回は、このサーバにPukiwikiをインストールする方法を紹介する。
使用したバージョンはpukiwiki-1.4.7_notb_utf8.tar.gzだ。
これをダウンロードし、そのままFTPでwww.cc.eng.toyo.ac.jpの~/public_html/cgi-binにアップロードする。~はホームディレクトリを指す。~/public_html/cgi-binがなければ作る。
なお、www.cc.eng.toyo.ac.jpではCGIの使用を~/public_html/cgi-bin以下のディレクトリに制限しているので、これ以外のディレクトリで作ることはできない。ちなみに、PHP自体はどこのディレクトリでも動作する。その場合、誰でもデータにアクセスできるので、セキュリティ上問題がある。
その後以下の作業を行う。
% cd ~/public_html/cgi-bin
% tar zxvf pukiwiki-1.4.7_notb_utf8.tar.gz
% mv pukiwiki-1.4.7_notb_utf8 wiki
ここで、cgi-binディレクトリで.htaccessを編集し、以下の2行を追加しておく。
Option +ExecCGI
AddHandler application/x-httpd-php5cgi .php
これらは.phpのファイルをCGIとして処理するためのものなのでwiki以外でも使う。よってcgi-binにおいた方がよい。
% cd wiki
ここで、INSTALL.txtを読んでおこう。それに従い、pukiwiki.init.phpを編集する。
% vi pukiwiki.ini.php
viの使い方がわからない人はPCにダウンロードし、編集してからアップロードする。
ここで、以下のように編集する。
$script = 'http://www.cc.eng.toyo.ac.jp/~アカウント名/cgi-bin/wiki/index.php';
次に、以下の行を
$adminpass = '{x-php-md5}!';
以下のように変更する。
$adminpass = '{x-php-md5}' . md5('YourPassWord');
なお、YourPassWordは自分しか知らないパスワードに変更しておく。
このままではpukiwiki.ini.phpのファイルを見るとパスワードがばれてしまうので、MD5にするか、以下のようにファイルのアクセスを禁止する。
% chmod 600 pukiwiki.ini.php
次に、index.phpの先頭に#!行を追加する。
% index.php
#!/usr/bin/php
以下略
次に、index.phpを実行可能にする。
% chmod u+x index.php
これでインストールは完了だ。あとはhttp://www.cc.eng.toyo.ac.jp/~アカウント名/cgi-bin/wikiをアクセスする。

2008年7月2日水曜日

手軽な認証統合

XAMPPを使うと自分のPCでWebサーバを立ち上げることができる。
Webサーバを運用しているとコンテンツを保護したいことがある。例えば、学内限定アクセスを許すような場合だ。多くはIPアドレスで制限するが、学外から正式のユーザのアクセスを許したい時もある。例えば、家からレポートを提出するような時だ。それには認証が必要だ。
認証は面倒な処理の1つだ。しかし、mod_auth_remoteを使うと簡単に認証できる。
XAMPPにはmod_auth_remoteというモジュールがある。
最初は設定ファイルでコメントアウトされているが、http.confで以下のように先頭の#をとればよい。
LoadModule auth_remote_module modules/mod_auth_remote.so
再起動すれば、mod_auth_remoteが使える。
実際に使うには、保護したいコンテンツをフォルダーにまとめ、.htaccessに以下のような設定を書く。
AuthType Basic
AuthName "133.79.248.212"
AuthRemoteServer plog.toyo.ac.jp
AuthRemotePort 80
AuthRemoteURL /rgate/general/RGSrchPrintSummary.asp
Require valid-user
これだけでToyoNet IDを持つ人しかアクセスできないページ(フォルダ)となる。
この機能はプリンタの印刷確認ページを利用しているので、そのページの認証方法が変わると使えなくなる。
しかし、学内に1つはこのような認証サービスが存在していると便利だ。草の根で教育ツールを開発できる。

2008年5月23日金曜日

Office 2007 SP2

2009年Office 2007 SP2が配布される予定だ。
これでPDFやODF(OpenOfficeのファイル形式)を正式サポートするらしい。
自宅で無料のOpenOfficeを使っている人も学校のOffice 2007で読み書きできるわけだ。
ならば個人用にOffice 2007を買う必要もないかもしれない。