2008年7月2日水曜日

手軽な認証統合

XAMPPを使うと自分のPCでWebサーバを立ち上げることができる。
Webサーバを運用しているとコンテンツを保護したいことがある。例えば、学内限定アクセスを許すような場合だ。多くはIPアドレスで制限するが、学外から正式のユーザのアクセスを許したい時もある。例えば、家からレポートを提出するような時だ。それには認証が必要だ。
認証は面倒な処理の1つだ。しかし、mod_auth_remoteを使うと簡単に認証できる。
XAMPPにはmod_auth_remoteというモジュールがある。
最初は設定ファイルでコメントアウトされているが、http.confで以下のように先頭の#をとればよい。
LoadModule auth_remote_module modules/mod_auth_remote.so
再起動すれば、mod_auth_remoteが使える。
実際に使うには、保護したいコンテンツをフォルダーにまとめ、.htaccessに以下のような設定を書く。
AuthType Basic
AuthName "133.79.248.212"
AuthRemoteServer plog.toyo.ac.jp
AuthRemotePort 80
AuthRemoteURL /rgate/general/RGSrchPrintSummary.asp
Require valid-user
これだけでToyoNet IDを持つ人しかアクセスできないページ(フォルダ)となる。
この機能はプリンタの印刷確認ページを利用しているので、そのページの認証方法が変わると使えなくなる。
しかし、学内に1つはこのような認証サービスが存在していると便利だ。草の根で教育ツールを開発できる。

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